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この木、何の木?伝説の木
平梵寺
「そっちに人魂送ったから後は頼むわ、今厄介なお客様が来てるので切るよ」
茶柱は電話を切ると厄介なお客様ことカイが炬燵に入っていた
「お久しぶりですね茶柱さん」
「地獄の王子様がわざわざこんな所に足を運ばなくてもよかろうに…何の用じゃ?」
「貴方にご相談があって会いに来た所存です」
「…ほぉ、その相談とはお主の良からぬ相談であればお断りじゃ、来て間もないがお帰り願いたいのぉ…」
「わざわざ地獄から来たのにそんな言い方されなくてもいいじゃないですか?まだお話しもしてないのにお帰り願いたいなんて酷いなぁ」
「お主の場合は話さなくとも分かるわい、痛い目にまた合わぬ内に帰った方がお主の為でもあるぞ」
「分かりましたよ、また改めて来ますね」
カイは炬燵から立ち上がり茶柱の元から去っていった
「ったく、人の家を嗅ぎ回るゴミを置いて行きおって…厄介なお坊っちゃんだ…」
茶柱はカイの結界を壊した
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