お話玉手箱【ストーリー集】

夏休みで恋愛話

バイクのツーリングが
大好きな昭彦が、
新しいバイクに乗って
須磨の海に向かって走っていた。
ツーリングするのは、いつもの
バイク仲間だが、そのなかで
女性のツーリング仲間がいた。
彼女らは、５人でツーリングを
するが、そのなかで昭彦が
気になる女性がいた。
彼女、康子は昭彦と同い年で
大学時代からのツーリング仲間だった。
やがて、昭彦たちのバイク仲間は
須磨の民宿に着いた。
そこで、夜の浜辺に出た昭彦は
康子に自分の気持ちを伝えた。
｢オレのバイクの後ろに乗ってくれ｣と。
それを聞いた他のバイク仲間が、
｢おいっ、今のプロポーズか？｣
と昭彦に聞いてきた。
そう、昭彦は康子に
プロポーズをしていたのだ。
浜辺にバイク仲間がいるなかで
康子は昭彦のプロポーズを受けた。
｢これからも一緒にいてください｣と。
この夏の浜辺に青春の１ページが
また増えたと感じた昭彦であった。