第2章 双子の悪魔

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~登場人物~  下山蓮司   → 『そこにある価値を汲み取る』能力を    持つ。高校受験の時、思うように点数が    伸びず強い劣等感を抱く。自室の壁や扉    などには、英単語・公式・用語の羅列が    埋め尽くされ、当時の苦悩を物語る。全    てを知り尽くしたいという欲求から能力    が生まれた。  唐沢雪  → 『その場所に残滓(ざんし)する想いの視覚化』。   愛する一輝君をいつも見ていたい。その一   途な欲求から能力を開花する。だが、彼以   外の人の想いも見えるようになってしま   い、『実在する者』と『想いの残滓』の混   濁が悪化してしまう。見えない物が見えて   しまう彼女にとって見える物は大半が見た   くの無いもの。ずっと見ていたいという想   いとは裏腹にもう現実を直視したくないと   思うようになっていった。  宇津 兄/elwis/エルヴィス   →『他人の命を刈り取る』能力。  宇津 弟 /vitn/ヴィトン   →『命のリングを繋ぐ』能力。 → 作品『夕輝の窓』では、生前の名前は明ら  かにならず。力について、兄も弟もさほど変  わらないが、水野の言葉を借りれば、「発現  する能力は十人十色」である。そのため、強  引に差異をつけるならば、兄は命を刈り取る  事への飽くなき探求。弟は命を紡ぐ事への飽  くなき探求。しかし、彼らは自分たちの命を  紡ぐために容赦なく殺し回るので結局同じ。  水野(水鬼神)  →禁酒中。 ちょい出  相模さん(刑事)  松江さん(刑事)  小林一輝  燐花  永嶋幸谷  六波羅忍
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