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邂逅!プロテイン
まず初めに、少し湿っぽい話になってしまうがここ半年程度の身の上話を掻い摘んでお話したい。
俺は2年前、故郷北海道を離れて東北地方に転勤が決まり、不安だらけの一人暮らしも始めた。しかし、神経質かつケチな性格と重度のコミュ障と職場の相性が相まってか精神を病み、今年の6月に休職。同時に北海道での職場に出戻りが決定。家事全般に楽しみを見出し始めたりしたが、一人暮らしの終わりは唐突に訪れたのだった。
その際顕著に俺の体に現れていた最大の異変は、極度の体重減少。もともと細身ではあったが、休職が決定した時の体重は2年前よりも10kg以上も落ちていたのだ。三食欠かさず食べているはずなのに鏡に映る自分の身体が日に日に薄っぺらくなっていくことに恐怖すら感じていたのをよく覚えている。
今ではすっかり体重は元通りになり、無事に休職も明け健やかな生活を取り戻した。やはり実家の料理とは偉大である。もしこれを読んでいる人の中で一人暮らしをしていて、心身に異常が自覚できているのなら、まずは心療内科に行ってみてほしい。初回は電話予約が必要な場合が多いのでそこは留意しておく事。そして家族友人とよく話し、よく笑い、両親の温かな食事を食べてほしい。自分を適度に甘やかすことが弱った心の特効薬となるのだから。
さて、ではそんな弱り切っていた俺がどうしてジムに通いだしたのか。プロテインを何故飲み始めたのか。そもそもタイトルのプロテインとかたつむりは何の因果関係があるのか。かたつむりのことはさておき、それらは順を追ってこの後に述べていきたいと思う。
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