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それなのに…
羽ばたく羽をもがれたはずの女が
まだ見ぬ一人の男性に恋した。
その人の名前は『かずま』ーーーーー。
出会い系の掲示板で彼の書き込みを見たのが始まりだった。彼の掲示板に羅列された言葉に憧れてしまった。
でもその恋が一度ならず、二度も
彼の運命を変えてしまうことになるなんて
想像すらしていなかった。
それでも彼は昨日を消せる鏡を私にくれた。その鏡は幸せになったアタシを映してくれた。
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