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俺の名前は、竜崎拓斗。
小学6年生だ。
横でうるさい、こいつは幼なじみの凛。
いつもまとわりついてくる。
「拓ちゃん、学校に遅れるよ。」
「はいはい。わかってるって。」
「わかってない!登校班長がそれでいいわけ?」
「…。やべ、そうだった。」
「もう、しっかりしてよー!」
この間まで班長だった、曽根君が転校したから、変わったの忘れてた。
「拓ちゃーん」
「ごめん、ごめん。お待たせ。」
いつも、この橋の近くで、近所の小学生が待ち合わせて、集団登校するのだ。
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