新たな俺の個性と魅力

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新たな俺の個性と魅力

帰りの車で大ちゃんと2人ダーツ談義…酔っぱらいの語りを優しく笑顔で聞いてくれる。本当に大ちゃんは優しい…本当は酒も強くて飲むのも好きなのに、俺の為に飲まずに運転手をしてくれ、帰りは俺の熱い話を聞いてくれる…姫の連れ子のサアチャンにも好かれてて、本当に面倒見が良い…俺より若いのに、さすが店を何店舗か経営してるだけの事はある。 俺もそんな男になりたいなぁ…と思いつつ、どこか嫉妬なのか、せめてダーツでは負けたくないと大ちゃんにダーツでは負けないし尊敬されたいと思っている。 人に好かれる人間は、嫌われもするとは言っていたが…俺は誰かに言われた事がある…マルちゃんは人から嫌われないタイプだよねって…その時は嬉しかったが、誰からも嫌われはしないが、人からスゴくしたわれるタイプでもない…それは男女とわず… なんだか人を惹き付ける何かを持った大ちゃんやマーチンさん、まぁ…オバハンこと若にゃんを見ているとそれぞれの魅力や個性が少しうらやましかったりもした。だが、その人たちにとっては、俺のように人に嫌われないという事の方が難しいんだろう…そう思うと、これもこれの個性や魅力の1つなのか!?と気付いた! 夏物語で1つ見つけた俺の魅力…無害という一緒にいても何の間違いも起きない安心感!そして、2つ目…人から嫌われない!あれ?もしかして、これは1つ目の無害だからこそ嫌われないって事にもなるのか!?なんて考えたりもしつつ、せめていつかダーツで周りから嫉妬されるようなプレイヤーになりたい!そんな気持ちが沸き上がり、酔っぱらいの俺は大ちゃんに熱く語っているのだった。
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