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はじめに。
この物語は、以前本編(p.253)に掲載した、下記のエピソードがベースになっています。おさらいのため、さらっと読んでいただけましたら幸いです。
【Nice to meet you.(カイSide番外編)】
ある日の午後。(台詞のみで進行。カイ&ゆゆ10歳、アニエス15歳)
カイ:ゆゆ、アニエスが大広間に到着したってさ。
ゆゆ:先週話してたお兄さん?
カイ:そう、俺の従者。どんなやつだろうな。
ゆゆ:いぢめたらだめだよ、カイ。優しくしてあげよ?
カイ:アニエス次第だな。
大広間にて。
アニ:お初にお目にかかります。カイ殿下、ユリウス殿下。リイン・アニエスと申します。どうぞよろしくお願いします。
カイ:おう。
ゆゆ:よろしくね、アニエス。
アニ:ささやかですが、手土産をお持ちしました。レインドロップ(店の名前)の飴とグミです。
ゆゆ:わあ、僕レインドロップのお菓子大好き。ありがとう、アニエス。
アニ:どういたしまして。
カイ:おまえ身長何センチ?(アニエスはカイたちの前で跪いてます)
アニ:169センチです。
カイ:(くっそー、28センチ違うのか!←心の声)
アニ:好き嫌いしなければ背は伸びますよ、カイ殿下(←察し力発動)。明日から私が献立を考えて差し上げましょうか。
カイ:ふん、出しゃばんな(伸ばしたいけど! 早くミーシャの背、抜きたいけど! なんかこいついけ好かねー!!)
※メイドのミーシャは、カイの初恋相手です。
※シキさんの「Mr.レインドロップ」とは残念ながら関連がありませぬ。うん残念。
次ページからは、この日の初対面から半年後くらいの物語になります。
それでは、はじまりはじまりーヾ(๑ㆁᗜㆁ๑)ノ"
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