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「僕、寝相悪かった？」
「全然。可愛い寝顔だったよ」
じゃあ何で寝れなかったんだろう？
もしかして………。
「僕、もしかしてイビキとか寝言とかすごかった？」
「えっ！全くそんなの無かったよ」
「じゃあ……何で寝れなかったの？」
ハル君は困ったような顔をして目を逸らす。
そんなに言いにくい理由なんだろうか。
「その……好きな子と同じベッドにいて……意識しないように必死で戦ってたから……」
そういえば……。
今ってものすごい状況なのでは………。
僕からベッドに誘って……腕に抱きついたりして…。
カッと頬が熱くなった。
「あの、その……なんか、ごめんね…」
「大丈夫だよ。具合の悪い雅美を無理に抱いたりしないから」
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