好きの気持ち

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「ハル君、僕もう部屋に戻るね。なんか、疲れちゃった」 「雅美、全然食べてないじゃないか。また具合悪いんじゃないの?」 具合が悪いわけじゃない。 色々考えちゃってモヤモヤしてるだけなんだけど…。 「大丈夫。まっすぐ部屋に帰るから、ハル君はゆっくり食べててね」 ハル君が何か言いたそうだったけど気がつかないふりをして僕は食堂を後にした。 これ以上ハル君と一緒にいたら変なことを言ってしまいそうだった。 どうしてキス以上を求めてくれないの? 僕とは深く繋がりたくないの? 深く繋がるって…。 先ほど見た光景が頭に浮かんできて頬が熱くなる。 あれを自分とハル君がしたら……どんなだろうか。ハル君を僕の中に受け入れたら…僕はどうなってしまうんだろう。 すごく怖いけど…。 知りたい。
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