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ダメだ………。
今日はもう寝よう。
コンコンコン
コンコンコン
煩いなぁ。
ん?明るい………朝?
頭を使いすぎて疲れたのか、あれから僕は夢も見ないくらいぐっすり眠っていたようだ。
コンコンコン
ノックのするドアを寝ぼけたまま開けると、支度を済ませたハル君が爽やかな笑顔で立っていた。
「雅美、おはよう。早く支度して朝ご飯食べに行かないと遅刻するよ」
「うん………」
「雅美?自分で着替えられる?」
「うん………」
寝ぼけたまま返事をしているとハル君はふふっと笑って「失礼」と言って部屋に入ってきた。
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