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ある日の会社の打ち上げ飲み会の…二次会は…
池上課長と田渕佑香の二人だけになった。
他の者は今回の契約の当事者では無いという事なのだろう。
佑香は嬉しさのあまり……呑みすぎた…
彼女を介抱するのは池上課長の役目となった。
佑香は酒がオーバーペースに成った頃から
今まで我慢していた本音を話すようになっていたし…
そういう本音を話す事を許す池上が居た。
佑香は自然に池上課長への好意を口に出すようになった。
「池上課長はズルいです……私が課長の事を好きだと分かっているのに……応えてはくれないんですから…。
私……課長と仕事するのが楽しい反面……苦しかったんです。
お願いです……今日だけで良いんです……
私の事だけ見て……私を愛してほしいんです……
この後……ホテルに連れて行ってください……
私……私……このままじゃあ……生き地獄なんです… 」
池上優留は困り果てていた。
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