🐾少年時代🐾

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白髪(はくはつ)の鬼 武音(むおん) 「まあ、よかろう…そなたは 将来有望なわれの…ゴホン… 今は止めておこう そなたはまだ、幼すぎる…」 おれはぽけーっと、むおんをみあげた。 おれ 夜宵(やよい) 「なにいってるかわからないぞ~!」 むおんはうでをくんだ… 白髪(はくはつ)の鬼 武音(むおん) 「今はまだ、それでよい… ひとつだけ語りたいことを 言わせてもらうなら… どんなに分厚い書物でも居合いで斬れる…」 おれはみけんにしわをよせた… おれ 夜宵(やよい) 「なんじゃそれ…」 むおんはわらいながら かたてをこしにあててやみよにきえた! おれ 夜宵(やよい) 「おい!むおん…!」 ばけちょうちんであたりをてらしたけど むおんはいなくなっていた… な、なんだよ…あいつ、へんなの……
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