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心此処にあらず、な翔太に友達は皆心配するが、本人にはどうでもよかった。あの人ともう一度会いたい、それしか頭になかった。
まさかその願いがすぐに叶えられるなんて思わなかった。
朝のホームルーム、いつもの担任ではなく来たのは教頭。
「え〜、担任の木村先生ですが、御家庭の事情により暫くお休みする事となりました。その代わりに、新しい先生が着任しましたのでご紹介します」
教室の扉が開き、一人の女性が入ってきた。
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