第六話

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夕闇に包まれた教室の中、紅く妖しく光る眼と目が合う。 ーーーなんて美しいんだ。 翔太は、驚きながらもそう思った。普通ならば不気味がり、恐怖を感じるだろう。だが、翔太は一ミリも思わなかった。 あぁ、やっぱり先生は美しい。翔太の顔は恍惚した表情へと変わっていく。 そんな翔太を見た先生は、目を見開いて驚愕した顔をしていた。
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