epilogue

3/4
前へ
/35ページ
次へ
恐らくここの生徒と思わしき少年は、目を見開き、口を大きく開けてこちらを凝視している。 見られた、と思いすぐに階段を降りようとすれ違う。瞬間、自分の瞳が熱くなった。そして、頭の中に映像が流れてきた。 それは、薄暗い教室でその少年に抱きしめられている映像だった。 ーーー今度はこの少年を壊してしまう
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加