若、もう観念して下さい。

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「おはよー、何? また何かあった?」 「ミヤ、葵君もおはよー」 「おはよう。2人共早いね。 深刻な話?」 気がつくと教室にはもう半分くらい人がいた 聞かれてもまずい話ではないけど… 「そんな話じゃないよ。 志乃ちゃん、靴また鞄に入れてきたの?」 「うん。拓ちゃん、ありがとね。」 「やっぱり心配よね」 「うーん。革靴はちょっと高いし…後ちょっとだしね」 「年越したらあっという間に受験に卒業だよね」 「その前にクリスマスがあるでしょ-」 「ミヤ、プレゼント何がいいの?」 「え?えっと…」 「そう言うカップル話は2人きりでしてくれ」 「あ、ごめん。」 話が逸れていってホッとした 拓ちゃんがそうしたんだろうけど 本当に拓ちゃんは頼りになって…同い年とは思えないね。 そのままクリスマスの話になり 人も増えて先生も来たので この話は終わりになった。
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