若…それは誘拐では…

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志乃と熊ともめているが 俺は気持ちを落ち着かせるために車の横で煙草を吸っていた チッ 熊と話している姿を見てイライラしてきた 「志乃!車に乗れ!」 俺の言葉に志乃が 「私、大丈夫ですから!このまま帰ります」 と俺の方に来ながらわめいている 「乗れ」 こんな所で騒がれても困る 半ば無理矢理車に押し込み自身も隣に座り 「志乃、家の鍵を出せ」 そう言って鍵を受け取ると熊に渡し 後を託した 「あんな所、女の子が1人で住む所じゃない 心配で眠れなくなるから 今日から志乃は俺の家に居ろ」 何か横でゴチャゴチャ言っているが 「志乃は俺が嫌いか? 残念だが志乃はもう俺の物だ諦めてもらう」 そう…もう志乃は俺の物だ 例え今は好じゃなくても… と、隣をみたら耳まで真っ赤な志乃がいて… 思わずその耳を食べてしまった。
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