若…それは誘拐では…

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~♪ チッ「どうした?」 『全て整いました』 「頼む」 すると玄関の開く音がして熊が顔を出す 「玄関横のお部屋にしますか?」 「こっち」 俺はリビング横の部屋を指さす こっちの方が景色がいいしな …景色が良いと言っても7階だがな… 志乃は立ち直ったのか 今度は直立不動になっており 顔は…ポカンだな。はは、キスしたい。 「志乃の部屋だ、見てくると良い」 若い奴らが何人か、志乃の荷物を持ってきた。 「え?私の家の…荷物…それ…」 「若、志乃さんに説明は」 「したさ。志乃、言っただろ? もう志乃は俺の物だと」 「そ、それは…あの」 また真っ赤になっている 「耳が上手そうだ」 ヒャーーーと言って志乃は逃げていった。 「若… とにかく、志乃さんのこと調べますよ」 「ああ、頼む」 俺は楽しくて頬が緩むのを止められなかった。
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