10000スター御礼☆小噺

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そして、食後に冒頭の場面に戻る……わけである。 ※※※ 「ど?悠介、コレ、どんな感じ??」 レンが耳許に囁きながら、薄い膜に包まれた悠介のソレを、その大きな手のひらでくるんだまま、ゆっくりと扱き上げた。 「もっ、やだ……レン、や……」 悠介は、リビングのソファの上に座ったレンの膝の上に乗せられて、いわゆる背面座位の形で、彼のいきり立つ怒張を胎内に呑み込んでいる。が、レンはそのままの体勢でさっきからずっと、パカリと開かせた悠介の両脚の間で揺れる悠介自身(ソレ)にコンドームを被せては外し、被せては外し、を繰り返しているのだ。それも、コンドームを変える度に毎回優しく腰を揺すって悠介のイイトコロをピンポイントで擦り上げ、彼だけをイかせているのだから、されている悠介は堪ったものではない。 もう出ない、お願いだから、と懇願しているのに、レンはうっとりそんな悠介を眺めて、また新たなゴムを取り出すのだ。 「悠介が使ったコトないって言うから、試すの手伝ってあげてンのに」 「こ、こんなに、何個も、試さなくて、いい、し……っ!」 「だってさ、どーせなら色んな種類試したくナイ?」 「ないっ!ち、違い、なんて、ショージキ、あんまりわかんない、し」 即答する悠介に、レンはトボけた顔で笑って見せる。 「そ?結構反応チガウよ?悠介、やっぱ、厚めのより薄いほーがスキみてぇ、とかわかってさ、反応の違いがカワイくて色々見たくなっちゃうからさ、つい、あるだけゼンブ試したくなるンだよな」 悠介のイくときの顔、何回見てもカワイイしエロいし堪んねえし、さ。 やたらに色気のある顔で、甘えるようにそんなことを囁かれても、さすがにここは流されるワケにはいかない。これ以上されたら、本気で生死に関わりかねない、と悠介は真剣に思っている。 「そもそも、お前、が、試すんじゃ、ないの?」 「んー、まあ、買ったときはそのツモリだったンだけど」 でもこれ、サイズ合わねえンだもん。そもそもコンビニで買ったコトねえから、ウッカリしてたっつーか? 言いながら、彼はまた新たなコンドームを悠介に被せた。 「ほら、悠介には結構ピッタリじゃね?つーことは、俺のなんか入るワケねえの、わかるよな?」 「っ!!!」 わかる、けどっ! レンのソレはその体格に相応しいとてもご立派なものだっていうのは、身に沁みてるし。自分のと合わせて握らされたり擦り合わせたりしたこともあるから、サイズの差が歴然なのは十分わかってますよ? わかってるけど、なんか、そう言われると男として無性に腹が立つのは、全然変じゃないはず。 だって、悠介のソレだって、別に粗チンというほどではない……はず。日本人男性としては普通の部類に入る……と思いたい。チラリと床に散乱しているコンドームの箱に目をやれば、ほら、サイズはM、普通だ、普通! 「もっ……したくないっ、て、言ってるだろっ!」 大きさを自慢されたわけでも貶されたわけでもないとはもちろんわかっていたけれど、半ば八つ当たり気味にやるせなさと怒りを抱いて、首を捻って涙目で睨み付けると、レンはキョトンとしている。 「ナニ急に怒ってンの?このゴム嫌だった?何がダメ?」 「ゴム、とか、関係ナイ、しっ……おっ、お前が、し、しつこいからっ」 ナニの大きさを比較してモヤモヤした、とは素直に言えるはずもない。悠介は当面の問題に強引にすり替えた。 「わかったから、怒ンなって……あんたは怒ってるカオもカワイイけど、イヤな思いさせるつもりなんか全然ねえから」 ヨシヨシ、と七つも年下の高校生に宥めるように頭を撫でられ、緩く身体を揺すられた。そうされると、胎内に呑んでいるレンのビッグなソレが柔らかく悠介のナカを刺激して、ゾワゾワと快感が背筋を駆け昇ってくる。思わぬ刺激に、悠介はヒュッと息を呑んで顔を仰向けた。 「もー、ゴムで遊ぶのは終わり。やっぱナマが一番だよな」 言いながら、レンは手早く悠介に被せたコンドームを外して、その大きな手のひらで直接握り込んでくる。 「悠介の、スゲェあっつい」
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