心の奥に潜むもの

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「フフフ.......」 そこには不敵な笑みを浮かべる男がいた。 「やったぞ2人目だ」 「やってやった、やってやった」 「最高の気分だ」 「さあ、次だ」 男がその場を去ろうとした時 「おい、待てよどこに行く」 「.......!」 「なぜ、なぜお前が立っている」 「.......!」 「お前も.......なのか.......」 その男の前には不敵な笑みを浮かべた少年が立っていた。 目が覚めると俺は病院のベットにいた。 俺は何故ここにいる? 学校の帰りに本屋によろうとして そしたらどこからか悲鳴が............. 思い出した!狂った男が襲ってきたんだ! でも俺はその男に殴られて そして意識が............. 「つかさ」 声が聞こえた方に顔を向ける そこには母親がいた 「突然電話がきて驚いたよ つかさが病院に搬送されたって」 「なにわともわれ 無事でよかった」 「で、何があった?」 母親にそう問われさっき起きたことを話した。 「その男ならさっき捕まったって ニュースでしてたわよ」 「マジで?」 「どうやらic発症してたみたいよ 殺人衝動にかられてたみたい」 「だからか だから目が合っただけで」 icは突然発症する。 今回のように殺人衝動を持った人格が生まれるかもしれない、 元の人格と入れ替わり突然表に出てくるかもしれない、 突然 目の前の人が危険人物になることがある可能性があるということだ。 「じゃあ私は帰るよ、つかさ」 「わかった」 「検査してもらってどこも異常はなかったけど 頭の傷が治るまで」 「明日また来るから」 「うん...」 どうして俺はあの状況から助かったのだろうか・・・
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