辛い。

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辛い。

ーーーー やはりいつも思うの。 いつかはバレるって。 ギルドに登録しに行ったら能力測られてもおかしくないし、 友達と行って登録しに行って能力おかしいって言われたら通報ものだし 今まで存在を隠してた意味もなくなるし。 多分外も気軽に出歩けなくなるし。 聖剣学園ではなく魔法学園に強制的に移されるかもしれない。 今思ったのはまだ許せることだけど… もし、 私、…。リーナ・シェダルが… 最強魔法師 フローラ だよ。 って言ったら エルもアークもシャウラも、今のように気軽に接してくれなくなる、、というか接せないと思う… それと、嘘つき、って言われる気がする… 当たり前だよね、騙してるんだもん。 そのせいでモヤモヤがずっとある。 みんなと接する時に、みんなと話す時に 私、今すぐみんなに言いたい。 でも.....私の1つの気持ちが邪魔してる。 ーーーーずっとこのままでいたいーーーー だから 「やっぱりギルドには行けないよね。」 「ん?リーナどうした?」 「なんでもないよーシャウラ」 「そう…夕ご飯 鳥の照り焼きでいいよね?」 「うん!!!!シャウラありがとうー!!」 ーーーー ここからがお話の本番ですー! 余談。結構重要?! このティール王国には 魔法学園と聖剣学園、補助学園があります! 魔法師、司祭(回復専門の職)になりたい人は魔法学園。 剣士、盾士になりたい人は聖剣学園。 補助師になりたい人は補助学園に進みます。 学園は16歳~18歳の3年間制の学校で、ほとんどの人はそこで力をつけ、卒業後に備えるのです。 獣と戦うために
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