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クティノス・エンペラー
(幻獣王ガゼル)
「どうした、名を言えないのか?」
わたし
「ち、ちがうわ…!
思い出せないのっ」
クティノスさんは自分の顎に
触れながら、少し考えるそぶりをみせる…
クティノス・エンペラー
(幻獣王ガゼル)
「ん~、なるほど…
転生による記憶障害か。」
転生?記憶障害…?
わたし
「あなた、いったい…
何をいってるの?
わたしは人間で…」
クティノスさんが頬杖をついて
ふんぞりかえる…
クティノス・エンペラー
(幻獣王ガゼル)
「人間だと…?
ククク…ハアッハッハッハ…!
その姿で人間だと
言い張るのか?
面白い女だ…」
え…?
クティノス・エンペラー
(幻獣王ガゼル)
「おい、誰か…鏡を持ってこい。」
すると、どこからか
まるっこいイノシシみたいなのが
どこからか姿見の鏡を押してきて…
そこにうつる自分の姿に驚愕する!
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