第3章ー1《蝙蝠街(バットタウン)》

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わたし レジーナ・ムー 「はい、クティノス様…///」 クティノス・エンペラー (幻魔獣王ガゼル) 「良い子だな、レジーナ… 物分かりがいい女は、嫌いじゃないぞ…」 大きな耳を掴まれてドキッとするっ わたし レジーナ・ムー 「はにゃっ…///」 クティノス・エンペラー (幻魔獣王ガゼル) 「帰ったらじっくり 可愛がってやるから、そのつもりでな…」 すごい小声だったけど さっきよりも低い声で囁かれ 耳から手がはなれて… わたしは耳を何度かパタパタさせる。 クティノス様に手を繋がれたっ クティノス・エンペラー (幻魔獣王ガゼル) 「さて… 蝙蝠瞳館(バットアイズレジデンス)に行こう…」 わたしは手を引かれて… 彼の歩調に合わせて進む。 わたし レジーナ・ムー 「…///」 それから、お屋敷について… クティノス様はお金かな? それを二人分払って、入館する! クティノス・エンペラー (幻魔獣王ガゼル) 「しっかし、なるほど… 入館するのに一人、500クォーツとは… なかなかに高いな。」 わたし レジーナ・ムー 「クティノス様…500くぉーつって 円にすると、いくらです…?」 クティノス様は館内の邪魔にならないところに わたしと一緒に移動して、こちらに向き直った…
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