第3章ー1《蝙蝠街(バットタウン)》

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わたし レジーナ・ムー 「えっとぉ… 悪魔の涙(トイフェルトレーネ) しずくの形をしたクリスタルに 海のように青い液体が入った宝石 中の液体は宝石を傾けると 一緒に滑らかに傾く。 この液体は気高き悪魔の涙という説と 気高き悪魔の血という説、二つの説がある。 へぇえ~!」 クティノス・エンペラー (幻魔獣王ガゼル) 「メビウスの腹立つ手紙を 読んでくれたときも思ったんだが… お前…悪魔文字が読めるんだな。」 あくまもじ… わたし レジーナ・ムー 「あ、これ… 悪魔文字っていうんですね! はい!なんか、読めちゃうんです!」 クティノス・エンペラー (幻魔獣王ガゼル) 「ふむ…やはり転生した時に脳内も 一部がつくりかえられたからか知らんが… 悪魔文字を教える手間が省(はぶ)けて助かる。」 わたしはクティノス様に微笑みかけたっ
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