第3章ー1《蝙蝠街(バットタウン)》

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わたし レジーナ・ムー 「うふふ…それなら良かったですっ♪ でも、中の液体が傾くって ちょっと見てみたいかもです…」 わたしはショーケースの中の 触れられない宝石を見つめた。 クティノス・エンペラー (幻魔獣王ガゼル) 「先日も略奪者(グラーチェリー)が入ったから ここの警備は厳しい…次に進もう。」 クティノス様に手を引かれて 次の展示された宝石を見に行く… わたし レジーナ・ムー 「この世界にも 泥棒がいるんですか!?」 クティノス様は頷いた! クティノス・エンペラー (幻魔獣王ガゼル) 「しかもただの泥棒じゃない 狙った宝石は必ず奪い取っていく 大泥棒だ、現世界(リアルワールド)の 言葉にいいかえれば、怪盗のようなものだな。 名前ぐらいは覚えておけ その怪盗の名はジャンヌ=ダルク・クレフティスという。」 わたし レジーナ・ムー 「ジャンヌ=ダルク・クレフティス… なんか、すごそうな名前ですね…」 「君が、宝石なら奪い去ってしまいたいな…」 すぐそばでクティノス様とは 違う声が聞こえて辺りを見回す! しかも、なんか 森の神秘的ないい香りがしたけど… それも一瞬だけだった。 クティノス・エンペラー (幻魔獣王ガゼル) 「ん、どうした…?レジーナ。」 姿が見えないけど、今のなに…?テレパシー?
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