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わたし
レジーナ・ムー
「うふふ…それなら良かったですっ♪
でも、中の液体が傾くって
ちょっと見てみたいかもです…」
わたしはショーケースの中の
触れられない宝石を見つめた。
クティノス・エンペラー
(幻魔獣王ガゼル)
「先日も略奪者(グラーチェリー)が入ったから
ここの警備は厳しい…次に進もう。」
クティノス様に手を引かれて
次の展示された宝石を見に行く…
わたし
レジーナ・ムー
「この世界にも
泥棒がいるんですか!?」
クティノス様は頷いた!
クティノス・エンペラー
(幻魔獣王ガゼル)
「しかもただの泥棒じゃない
狙った宝石は必ず奪い取っていく
大泥棒だ、現世界(リアルワールド)の
言葉にいいかえれば、怪盗のようなものだな。
名前ぐらいは覚えておけ
その怪盗の名はジャンヌ=ダルク・クレフティスという。」
わたし
レジーナ・ムー
「ジャンヌ=ダルク・クレフティス…
なんか、すごそうな名前ですね…」
「君が、宝石なら奪い去ってしまいたいな…」
すぐそばでクティノス様とは
違う声が聞こえて辺りを見回す!
しかも、なんか
森の神秘的ないい香りがしたけど…
それも一瞬だけだった。
クティノス・エンペラー
(幻魔獣王ガゼル)
「ん、どうした…?レジーナ。」
姿が見えないけど、今のなに…?テレパシー?
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