第3章ー1《蝙蝠街(バットタウン)》

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わたし レジーナ・ムー 「クティノス様は…自分のこと 旦那とか言いませんから…っ」 クティノス? 「フフン…この藍色の宝玉は 藍色最上級宝石(ヘルレースアダマンディ)… 荒れ地の中心で見つかった宝玉 周囲にひび割れがあったところから 上空高くから落下したものと推測される… 詳しい事は未だに わかっていなく調査中である…」 宝石に詳しいクティノス様って なんかこわいっ! わたし レジーナ・ムー 「あ、あなたは…いったい…っ(ガクブル」 クティノス? 「怯えてるのか?可愛いね…」 口調が違う、声はクティノス様なのに!? なんか、頭の中がこんがらがってきた… 次で最後みたい…出口が見えてきたわ! わたし レジーナ・ムー 「は…!綺麗…虹色の宝玉だわ!」 最後に展示されてた宝玉は 虹色のもので、とても綺麗だった… クティノス? 「この宝玉は 虹色最上級宝玉(スフェールアルカンシェル)… 空に現れる……」 ズシン、ズシン! 幻魔獣王ガゼル (クティノス・エンペラー) 「レジーナ!」 出口から見覚えある魔獣が 荒々しく乱入してきた! ??? 「おっと、そうだった… クティノスは魔獣化するんだったっけ。 さすがの俺もそこまでは、真似できないなっ!」 走ってくるガゼル様に向かって背中を押され ぶつかるっと思って わたしは目を閉じて身構えるっ
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