第4章《遊園街(スァーイイドタウン)》

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わたし レジーナ・ムー 「遊園街(スァーイイドタウン) どんなところなんだろう…!」 クティノス・エンペラー (幻魔獣王ガゼル) 「いろんな遊具があって 楽しいところだぞ…」 わたしはクティノス様を見上げて微笑んだ! わたし レジーナ・ムー 「それは、ますます楽しみですっ♪」 わたし達はいつかの時と同じように 朝食も食べずにお城からでた! クティノス・エンペラー (幻魔獣王ガゼル) 「飛び乗れ!レジーナ!」 クティノス様の姿が大きくなってきて わたしはその背中に飛び乗る! わたし レジーナ・ムー 「れっつごー!ですね♪」 幻魔獣王ガゼル (クティノス・エンペラー) 「シッカリツカマッテオケ!」 城から飛び出して、魔獣の姿で 街を駆け抜けるクティノス様! わたしは彼の角のつけねにしがみつく。 わたし レジーナ・ムー 「わあ…本当に早いですねっ」 わたしは立ててた耳を垂れ下げて 風があたる範囲を狭めて、姿勢を低くする! 幻魔獣王ガゼル (クティノス・エンペラー) 「クククッ、ソウダロウ…オレハシアワセモノダ!」 さらに速度があがって 目が開けられないほどになっちゃって わたしは彼の角の後ろの たてがみのところに顔をうずめたっ
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