柏木陽斗の場合 その1

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 明るい昼間のリビングで求め合う。何度目かの浮上に、陽斗は意識を飛ばした。 「……はっ」  ぶるりとディオは全身を震わせると、震える陽斗に優しくキスをする。 「陽斗、私の花嫁におなり」 「はな…よめ?」 「そうだ。お前が愛しい、お前は? 私が好き?」  陽斗はディオを愛しいと素直に感じた。 「好…き…」 「…まだ足りないらしい。このまま良い?」  照ながらも、動き始めたディオに陽斗は真っ赤になって、泣き出す。 「嘘!?」  ディオに抱き上げられた陽斗は息を呑んで、縋り付き、甘く陽斗は啜り泣いた。  数時間後。 「責任取れっ馬鹿っ!」  腰が立たない陽斗に、近々婚約指輪を送ろうと、思案中のディオでした。 end
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