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明るい昼間のリビングで求め合う。何度目かの浮上に、陽斗は意識を飛ばした。
「……はっ」
ぶるりとディオは全身を震わせると、震える陽斗に優しくキスをする。
「陽斗、私の花嫁におなり」
「はな…よめ?」
「そうだ。お前が愛しい、お前は? 私が好き?」
陽斗はディオを愛しいと素直に感じた。
「好…き…」
「…まだ足りないらしい。このまま良い?」
照ながらも、動き始めたディオに陽斗は真っ赤になって、泣き出す。
「嘘!?」
ディオに抱き上げられた陽斗は息を呑んで、縋り付き、甘く陽斗は啜り泣いた。
数時間後。
「責任取れっ馬鹿っ!」
腰が立たない陽斗に、近々婚約指輪を送ろうと、思案中のディオでした。
end
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