いそがずゆるりと。

匂蕃茉莉の香る店のこと。

お読みいただいていない方はスルーなさってくださいm(_ _)m

俺恋の人気（図々しい言い方ですみません💦）が100とすれば、匂蕃茉莉は20ほどです。
ですが、この作品、私の中では俺恋より先に書き始めた俺恋よりも思い入れのある作品です。
当初不思議な店の店主の不思議な一夜を、と短編の予定でした。
私の悪い癖なのですが、私の中で裏設定をするのです。
この店主はこういう過去があって、こういう恋愛をしてきて、こういう性格で………
書いていくうちにその裏設定を書きたくてたまらなくなってしまい、気がつけば長編に………

この作品をお読み下さっている方々は皆様もれなく「紫音を幸せに」「紫音は幸せになれるのですか？」と言って下さいます。
意識して紫音を不幸にしている訳ではないのですが、そうですね、泣かせてばかりなのでそう思われますね。

俺恋とは違い、好みが別れる作品だと思います。
更新しても俺恋とは違い、☆のぎゅん↗↗↗はさほどないです。
それでも、この作品を書くのが好きです。

そろそろ斎藤を出さないと「え、誰だっけ？」って読者さまが最初の一夜に戻る、なんてことになってしまう……
斎藤より笹本の方が皆様の記憶に残っているような。

まだ紫音は泣きます。
ですが、最後はどんな形であれ、幸せにしてあげたいと思っています。

いつも大切にお読みいただき、本当にありがとうございます！！！