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子供は正直。
長女は小さい頃から「ママ可愛い(*´∇`*)」と言ってくれていました。
顔の作りうんぬんではなく、自分のママだから可愛いと言ってくれる。
それで充分嬉しかったんです。
お出かけする前、メイクをしてお着替えして、どう?と長女に聞くと今でも「可愛い!」と言ってくれます。
次女は違います。
次女はこの先大丈夫かなと思うほど正直です。
日曜日はすっぴんの日と決めています。なので、どこにも出掛けません。いつもいつも色んな物で蓋をされている顔を休ませる日なのです。断固外には出ません!
「ママ、公園行きたい」と次女。
「昨日行ったやろ?日曜日はお出かけせん日やし」
「なんで?」
「お化粧したくないから」
「あー、ママお化粧せんと可愛くないもんね!(*´∇`*)」
「……!!!(真実)」
「ま、ママはお化粧せんでも可愛いよ!はーちゃんがおかしいんよ!」と必死の長女。
そんな必死になられると、それはそれで悲しい……
そんな次女も最近は少し違います。
「ママ、お化粧してもせんでも可愛いーなってはーちゃんわかったよ」
「え?」
「あのね、ねぇねがね、可愛くないってゆうたらママがのんのん(死んでしまうの意味)なるかもしれんけんゆわれん(言っちゃダメ)ってゆうた」
「………………そうなん」
「うん、やけんね、ママ可愛いーよ!!」
「…………ありがとう」
「うれしい?ママ、うれしい?」
「………うん、うれしいよ」
「じゃ、ぎゅーしてちゅーして」
「…………はい」
知らない間に長女からの教育も着々と浸透しているようです。
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