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小悪魔決定。
土曜日、保育園での最後の発表会がありました。
いつもなら最初の登場で例の「こんなに大きくなって……」の涙が出るのですが、今回は長女がおらず一人だったせいか持ち堪えました。
このまま泣かずに終われるかも、の妙な期待もやはり脆くも崩れ落ちます。
毎日のように練習していた手話つきの歌、それに続き、ここ一ヶ月ほど一生懸命歌っていた「スマイルアゲイン」。
もうここでぶわっと溢れた涙は最後の挨拶が終わって幕が閉じても止まることはありませんでした。
引き渡しのお部屋に行き、先生とさようならの挨拶をし、お世話になりましたとお礼を言うのもボロボロ泣きながら。
その帰り道。
「ママ、やっぱり泣いたねー」
「そりゃ泣くやろー、他にも泣きよったお母さんおったやろ?舞台から見えたやろ?」
「んーん、だぁーれもおらんかった」
「え、そうなん?」
まさかの一人号泣だったかもしれません。
「○○くん、かっこよかったの、ちゃんと見た?」
「んー、見た見た」←あんまり見てない。
「はーちゃんねー、○○くんと結婚するんよー」
Σ(ㅇㅁㅇ;;)エッ
「ははは、はーちゃん、ママと結婚するんやなかったん!?」
「だってぇー女の子どうしやけんできんもーん」
( °꒫° )
「ぎゅーもちゅーも小学校なったらやーめる」
「えっ!ママ死ぬ!ママ死ぬよ!」
「え〜?じゃあろくねんせいなるまではしてあげる〜♡」
良かった。
これであと6年は生きていける。
小さな手を握り直して歩き続ける私に次女が言いました。
「そんなにはーちゃんが好きなんやったら、やっぱりママと結婚してあげる」
幸せです♡
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