いそがずゆるりと。

嘘から出たマスク。

マスク不足が続いていますね。
うちは私が年がら年中マスクをつけているため、子供用のも多めに買い置きしていたため、まだストックがあります。
保育園でハンドメイドの可愛いマスクをしているお子さんをちらほらお見かけするようになりました。

次女と仲の良いお友達も、お母さんの手作りマスクをつけていました。
その帰り、次女が言います。

「○ちゃんねー、ママの手作りマスクしとってねー」
「うん、見たよ。可愛いかったねー」
「はーちゃんもねー、ママがマスク作ってくれるってゆうたんよー」
「へぇー…………………えっ∑(°口°๑)」

自慢ではないですが、手芸とかは全く得意ではない私。
勿論ミシンなんて物も我が家にはありません。

「ママ、マスクなんて作ったことないよ。なんでそんなことゆうたん？」
「はーちゃんもねー、ママの手作りマスクがいいんよー………」

嘘をついてしまったことをごめんなさいしてから、潤んだ目で見上げられ言われてしまいました………

マスクなんて作ったことはありません。
小学校で使うランチマットはサイズ的にも縫わないといけないかなとは思っていましたが、まさかマスクまで………

布を買いに行き、その余りが出そうだったので、ネットを見つつ、手縫いでちくちくとマスクを作ってみました。
針を押す親指と中指に針の穴があきました………

「うわー！！ママすごーい！！はーちゃん、大事にするね！」

弾ける笑顔で手作りマスクをつけ、喜ぶ次女を見ても指の痛みはとれませんでしたが、
頑張って作って良かったなとは思えました。

誰かを傷つける嘘ではなかったものの、嘘をつくことは良くないんだよ。

小さいけれど、嘘をつくことを当たり前に思って欲しくはありません。
久しぶりに真剣に話しをすると、泣きながらもはい、としっかり返事をした次女。
きっと使い続けてくれるはずのマスクと共に忘れないでいてほしいなと願った日です。

苦労の結晶………(ヽ´ω`)