俺にだって秘密はある

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それはさておき、これからはスイーツを思う存分堪能出来るワケだし。 少々の痛い思いは辛抱するとしよう。 こうして、俺は取引をすることで荒川を受け入れる事にした。 さあ、そうと決まればウサギ堂を堪能せねば。 何だかんだ言って最初にオーダーしたケーキは荒川がほとんど食べてしまったので仕方ないなぁって対して本気で思うこともなく俺はむしろ喜んで追加する。 「すいません。『森のくまさんのニコニコレアレアチーズに干し葡萄の雪を降らせて』を追加でください。」 「申し訳ないぴょん。ラストオーダー終わったぴょん。」 そうだった… けれど俺はさほど落ち込むこともなくさっそく、荒川連れてリベンジしてやると心の中で誓っていた。
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