銀行にて

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長らく利用していた銀行の支店が閉店することになりました。 次に近い支店はかなり離れた場所になってしまうため、近くの銀行に口座を作りに行きました。ひとつは大手都市銀行、もうひとつは地域密着の信用金庫です。 先ずは開店と同時に大手都市銀行に行ったのですが、入店から手続き終了まで1時間半かかりました。まあ、ある程度予想はしていたのですが。 ・基本はアプリで残高管理、通帳を発行する場合は手数料がかかる ・2年以上取引がない場合は口座管理手数料がかかる ・デビットカードの要否 ・クレジットカードの要否 等々、ロビーのテーブルで説明を受け、タブレット端末で住所、名前、生年月日、勤務先、等々を登録し終えると漸く窓口に案内されます。 署名はともかく、印鑑も紙ではなく液晶画面に押して登録なんですね! アナログ主流の私には驚きでした。 アプリで口座の管理をするのも初めてでしたし、正直不安もあるのですが、取引履歴や残高がいつでも見られるのは便利だなぁと思いました。 ただ、ネットでの取引については情報漏洩や不正取引の不安が拭いきれません(大丈夫だとは思うのですが)。 次に信用金庫へ。 入口に「緊急事態宣言中は11:30~12:30まで閉店致します」との張り紙が! ここにもコロナの影響が…… こちらの書類は全て手書きでしたが、15分位で手続きが終わりました。 発行された通帳を受け取り「普段の取引なら、こっちの方が楽だなぁ~」と思いました。 高齢者向けのコロナワクチン接種の予約がはじまり、私も母に頼まれて予約の電話をしました。 幸いかかりつけの病院で予約が出来たのですが、近隣でも複数の病院に電話をかけて漸く予約が取れたという方もいました。 それでも予約が出来ればいいのですが、電話すら繋がらず、イライラする人も多いでしょう。 そんな中、「県や市職員がワクチン接種を受けた」、「とある会社の会長夫妻が市にワクチン接種枠に便宜をはかるよう依頼された」というニュースが報道されています。 それぞれに事情や理由があったのだと思いますが、事前に公にせずそれを行ったのは、少なからず後ろめたいことがあったのでは……?と勘繰ってしまいます。 ワクチン接種が順調なら、こんなことも気にならなかったのでしょうが。 神戸は学生時代から馴染みのある街です。 もう1年以上行っていませんが、閑散とした三宮センター街や南京町の映像を見ると、寂しいですね。 今は変異株の流行で医療も逼迫しており、医師、看護師の方々もギリギリの所で頑張っています。自分に出来るのは、「行かないこと」だけだなので、今はそのための努力を惜しむまいと思っています。
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