カーリング

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オリンピックも今日が最後日となりました。 北京開催と言うことで時差も少なく、ライブで多くの競技を見ることが出来、楽しめました。 フィギュア団体では初のメダル獲得、メンバー全員がほぼ完璧な出来で、いい雰囲気でしたね。 個人戦では坂本選手が完璧な演技でロシアの牙城を崩し、銅メダルを獲得。正直ロシア勢の次元が違いすぎて「メダルは無理だろうな」と思っていたのですが、加点と完成度の高さを追求し、トリプルアクセルも4回転もない構成であの得点は素晴らしかったです。 男子も銀、銅メダルを獲得、羽生選手は初の「4回転アクセル」認定で4位。ネイサン.チェン選手は前回オリンピックの失敗を払う圧巻の演技、凄かったですね。 前回の平昌で銅メダルを獲得し、一気に注目されたカーリング。40メートル先にある円に交互に石を滑らせ、最終的に敵より近い位置にある石が得点になります。「氷上のチェス」とも呼ばれ技術は勿論、二十キロもある石を投げる腕力、氷を掃く体力、緻密な戦略と駆け引きが必要とされる競技です。 石を投げる地点から的までは、ボーリングのレーン二つ分の長さがあるそうで、実際の映像で見ると、的近くに並んでる石の状況なんて殆ど分からない。微妙なコントロールを調整するのが「スイープ」で、ブラシの摩擦で氷を溶かし、距離を伸ばしたり、ラインを曲げたりするわけです。 海外選手は上背もあり力も強いので、スイープも力強く、勢いが凄すぎて思わず笑ってしまいました。日本人は腕が短い分、回数でカバーします。 メンバーは前回大会と同じ「ロコ.ソラーレ」で、「~かな~」とか「ナイス~」とか、メンバー同士で声をかけ合う時のイントネーションが可愛くて好きです。 予選で破れたスイスに一昨日の準決勝で勝利し、今日の決勝でイギリスと対戦します。 イギリスは前回大会の三位決定戦で日本が勝利した相手ですが、予選では負けています。 正直、予選を見た中で一番「嫌だなぁ~」と感じる相手でした(日本と相性が悪そうという意味で)。 それでも「予選で失敗を多くしていることが私達の強み」と言ったメンバーの言葉どおり、一度は諦めかけた決勝リーグに進めたことで、何処か吹っ切れたように見えます。 本来の明るさとか、思いきりのよさ、迷いのなさが感じられて、準決勝のスイス戦では笑顔でプレーする姿が印象的でした。 試合まで後30分、「勝っても負けても笑顔で終われるように」頑張って欲しいです。 「頑張れ、ロコ.ソラーレ」
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