マイ フェイバリット シングス

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「My Favorite Things」は、ミュージカル映画「サウンド オブ ミュージック」の中の一曲です。 「私のお気に入り」という意味で、CMや、アコースティックギターなど、様々な曲調にアレンジされているので、何処かで聴いたことのある方も多いのではないかと思います。 他にも「エーデルワイス」や「ドレミの歌」など、有名な曲が多く使われています。 「サウンド オブ ミュージック」は1965年に公開されたアメリカ映画です。 舞台は1930年代のオーストリア、母親のいないトラップ家の家庭教師としてやって来たマリアが、問題児だった子供達と歌を通じてと心を通わせ、厳格な退役軍人大佐である父親の心をも開き、やがて恋に落ちるというもの。ナチス侵攻が迫り一家はスイスへの亡命を決意、合唱コンクールの出場に紛れて亡命を果たします。 ミュージカルなので、歌の場面がたくさんあり、聞いたことのある曲も多いので、見ていて飽きません。 映画の中で一番印象に残っているのがマリアが子供達に「マイ フェイバリット シングス」を歌う場面です。 『バラをつたう雨だれや  子猫のひげ   ピカピカの銅のやかんや   あったかい羊毛の手袋  紐で結ばれた茶色い小包   それが私のお気に入り』 日本語ではこんな意味で、私はJRのCMソングにアレンジされた曲を先に知っていて、後で原曲があることを知りました。 最近の私のお気に入りは、300円ショップで買った小さな急須です。 その頃、何故か店頭に「台湾」と「韓国」の食器が並んでいて、一目惚れしたのがこの急須。 両の掌にすっぽり収まるほどの大きさで、白地に朱色の中華風の模様が書かれています。 正直、「買ってどうする?」と悩む代物だと思ったのですが、どうしても欲しくて買ってしまいました。 台湾屋台でよく見るような丼や皿、小さな湯呑み、韓国風ドラマで見覚えのあるインスタントラーメンを作るための鍋とか、食べにくそうな金属製の箸などもありました(さすがに買うのは思い止まりしたが)。 暫くは食器棚に眠っていたのですが、「烏龍茶を飲んでみよう」と思い立ち、カルディで安い茶葉を買って、入れてみました。 すごく美味しかったです。 小さな急須なのでお湯は殆ど入らず、一度で入れられる茶の量はおちょこ二杯分くらいなのですが、「烏龍茶」は一杯目より、二杯、三杯目の方が味も香りも(茶葉がちゃんと開くからなのか)濃く感じます。 小さな茶杯がないので、昔にもらったカプチーノ用(?)みたいな小さなカップで飲んでいるのですが、セットで湯呑みも買っておけばよかったな~と、ちょっと後悔。 これも最近のお気に入り、一口サイズにカットされた「冷凍マンゴー」と一緒に飲めばちょっとだけ「台湾」気分が味わえました。
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