今、起こっていること

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中国武漢で新型コロナウイルスが発生したのが昨年末、あっという間に世界中に拡散されました。 日本は中国に次いで感染者数が多く(クルーズ船の人数も含みますが)、幸い国内で死者は出ていませんが、ニュースを見ればその深刻さに不安を感じます。 外で見ている私達がそうなのですから、中にいる方々、その家族の方々の不安はその比ではないでしょう。 閉じ込められる閉塞感、持病や薬の不足、食事への不満、情報の少なさなど、「堪えられない」と呟く方も多くいます。 一方、「感染拡大を防ぐには仕方がないと理解している。クルーの方々は精一杯頑張ってくださっています」と仰る方もいます。  チャーター機で戻った方々が滞在されているホテルの浜辺には、「あと少し、頑張ろう」の文字が。 その一言にどれだけ心励まされるでしょう。 迅速に受入れを決断されたホテル、そこで働く従業員の方々にも頭が下がります。 今日、チャーター機の一便で戻ってこられた方が無事、自宅へ帰ることになりました。 インタビューでは、受入れて下さった地元の方々の応援メッセージに元気づけられたと仰っていました。 大阪の繁華街にも武漢への応援メッセージが掲げられています。 クルーズ船の隔離政策については賛否両論あると思います。 正直、何が正しいのか、誰にも分かりません。 現場で働く人々の多くは、感染拡大を防ぐために精一杯頑張っていると思います。 どうか、一日も早く感染された方が回復されるよう、隔離されている方々が日常を取り戻せるよう、祈ります。
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