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「GW」、今年は「我慢ウィーク」だと小池都知事も言ってましたね。
日本の四季の中でも最も爽やかな季節に、家に閉じ籠るのは本当に辛いです。
帰省しようとしていた方も多いでしょう。
そんな中、学生さんなどに「椎茸床を無料で配布」というニュースを見ました。
「GWに帰省を我慢してください」という願いも込めての取り組みだそうです。
1日3回ほど霧吹きで水分を与え、日の当たらない場所に置いておくと、一株から20個位の椎茸が収穫出来るとか。収穫後も、数回は椎茸が生えてくるそうで、受け取った方からは、「帰りたいけど、椎茸の世話をして我慢します」という返事があったそう。
各農家では、給食や飲食店に卸す筈の食材が行き場を失くし、廃棄を余儀なくされる所も多いそうです。
端正込めて、手をかけて育てた物を自ら処分する方々の気持ちを考えると、本当に辛いです。
宅配業者の方がいきなり除菌スプレーをかけられたり、医療従事者の家族を敬遠したり、感染のリスクを負いながら、社会を支えてくれる方々に対する態度とは思えません。
ついでに言えば、パチンコ店の行列や、密集してゴルフ練習をしてるのも謎です。
(これについては店に補助金対応等の措置をしない国の責任もあると思いますが)
大半の人は耐えて、我慢をして、何とかこの危機を乗り越えようとしています。
だからこそ、一部の人の心ない行動や言動によって、それが台無しになってしまうことが怖いし、腹立たしい。
人間は「人に何かをしてもらう」より、「誰かのために何かをする」時の方が、幸福感をより感じるそうです。
「ありがとう」の言葉は人の心を満たしてくれます。
今、この瞬間にもコロナと闘っている方々に伝えたい。
「皆さんの勇気に、敬意と感謝を」
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