19人が本棚に入れています
本棚に追加
/146ページ
奈良旅行2日目、この日はちゃんと1日乗り放題のバスチケットを買いました。
JR奈良駅前にある某ホテルに連泊したのですが、温泉の大浴場があり、朝食のバイキングも無料という素晴らしいさ!
何より、ホテルスタッフさんがの対応が親切丁寧で、とても感じがよいのです。
(日本各地にあるビジネスホテルですよ。泊まっているのもお仕事の方が多そうでした。11月からは朝食も有料になるとのことでしたが)
観光から戻って、すぐに大浴場で汗を流せるのがありがたい!
8時頃に駅前を出発し、春日大社へ。
朝の参道は涼しく、人も少なくて、大樹に囲まれた参道をマイナスイオンをたっぷり浴びながら歩くのは爽快です。
春日大社の祭神である「タケミカヅチノミコト」が神鹿に乗ってやって来たと伝わることから、鹿は神の使いとされています。
参道にも鹿達がゆったりと座ったり、歩いたりしているので、奈良で道を歩く時は「糞」を踏まないよう注意が必要です!
(特に東大寺に向かう参道はスゴい)
春日大社の本殿前に着いたのは8時40分位、既に何人かの方が待ってらっしゃいました。
特別参拝の受付は9時からだったので、御朱印を頂いてから、暫く待つことに(外からの見学は無料ですが、中に入ると回廊に連なる燈籠がより近くで見えますよ)。
春日大社では毎朝「朝拝(ちょうはい)」と呼ばれる朝のお祈りが行われており、誰でも無料で参加出来ます。
私も参加してみることに。
入口で「神拝詞」というものをわたされ(時代劇で見る文のように蛇腹折になっている)、これを皆で読み「東日本大震災」の復興を祈るということでした。
「大祓詞(おほはらへのことば)」と言うもので、『高天原に~からはじまり、恐み恐み(かしこみかしこみ)も白(まを)す』という感じで終わるのですが、読み慣れない古い言葉遣いで、独特のうねりというか、音階というか、息継ぎのタイミングが分からなくて、息か苦しい!しかも、なかなかの長さ!
正直、殆ど意味も分からなかったです。
(隣の老婦人は紙を見ることもなく、諳じておられました)
読み終わり、神主さんが「御一礼ください」と言った後、「では、もう一度最初から」と。
正直『えっ』と思いました(・・;)
「いやいや、これは神聖な儀式」と自分に言い聞かせ、一生懸命読みました。
何とか読み終わり、神主さんが「御一礼ください」と言った後、「では、もう一度最初から」と。
『何ですとっ!?』
おもわず心の中で叫ぶ。
無事、3回目で終わりました。
息は絶え絶え、でも貴重な体験でした。
もしまた参加する機会があれば、その時には息切れせずに読めるよう、腹式呼吸で腹筋を鍛えておこうと思います。
最初のコメントを投稿しよう!