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朝影、夕影、春日影。
――――――
――――
稜線に、たくさんの色が混じっている。
山の向こうから刺す光。
それを映して咲く藍雲。
麓から続く川には彩雲が広がり
切ない光は、澄んだ空気に思い出を乱反射させて、
薄暗い町の景色に幸せだった記憶を影として霞ませる。
何て悲しい、
夕暮れのそ、
『良い朝陽じゃん――――――』
ら…、
――――――え?
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