プロローグ

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 いいなりなんて、周りに合わせるのなんて、もう嫌だ。それでも、やめることはできない。やめたくない。  ジレンマに侵されて、毎日がつまらなくて。誰かここから連れ出して、なんて本気で思っていた。  そんな私を掬い上げてくれたのは――  ひたすらに自由な君と、音楽だった。
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