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だんだん遠く。
そして、お母さんは私が今まで見たことない顔をするようになった。
まさとさんといるときだけ、いつものお母さんじゃなかった。
例えるなら、向日葵のような笑顔じゃなく
薔薇のような綺麗な笑顔だったり、
遊びに行っても一緒にはしゃぐことはせず静かに微笑んでたり。
違和感を感じてたけど、それがなんなのか分からなかった。
それからしばらくして
まさとさんと一緒に暮らすようになった。
お母さんは私とお話するより
まさとさんとお話しする方が好きみたいだった。
私はお母さんのいちばんじゃなくなったのかな。
私のこと嫌いになったのかな。
ねぇ、お母さん。
私、なにか悪いことした?
なんでまさとさんばっかり、。
私のこと1番大好きって言ってたのに。
お母さんの嘘つき。
そんなお母さんなんて
いらない
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