ぱーとまー

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ぱーとまー

じゃあ、ここは古生代の日本なのか…? でも、人や集落があるのはおかしいだろう。 古生代には人おろか哺乳類すら存在してないはずだ。 やはりこれは、夢なのか? 再度頬をつねるがやはり痛みは鮮明に感じられる。 …夢じゃないよなぁ。 「おーい!きこえてるか!」 「っ?!…あぁ、君か…って、ん?!」 デジャブ感がすごくて一瞬目が覚めたかと思ったが、まったくそんなことは無かった。そんなことよりもなぜこの子が俺の目の前に? ……やばい、全く分からない。もう今置かれてる状況について考えるのはやめよう! 「君は、人なんだよね?」 「そうだよ?おまえもおなじひとなんだからわかるでしょ?亅 「…だよねぇ」 「ぱーとまーにぴかいあにくわれそうなひとたすけたっていったら、つれてこいだって!ついてきて!」 「ん…」 曖昧な返事を返して少年の後について行く。 一体この子は何者なのだろうか…
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