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その後も体調について次々と質問され、帆影は洗いざらい話す羽目になってしまった。
自律神経が上手く働かない病気で、そのせいで日頃から頭痛、目眩、動悸に悩まされていること。特に朝は気分が悪いこと、ひどいと一日中寝た切りなこと──。
「……日常生活には支障をきたしているし、周りの人にも心配かけてるし……正直、困っている」
「なるほどね」
(ていうか、なんで俺、初対面の相手にこんなペラペラと体調のこと話してるんだろう?)
今更ながら、帆影は疑問を抱く。
しかも青年はいつの間にか、勝手にお茶の準備を始めていた。
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