二章 不思議の国のアリス
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「アリスがそう言って走っていっちゃったから、わたし、びっくりして目が覚めたの。それですぐに絵本を見たら──」 「アリスが消えていた、というわけだね」 ピートが言葉を引き継いだ。 うなずいて、来夢は必死な表情で身を乗り出す。 「ねえ、お願い──アリスを絵本に連れ戻して。この本は、わたしの宝物なの」 「もちろん。ところで、アリスの言ってた、来夢ちゃんの願いというのは何なのかな?」 「……それは」
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