大桃太郎と鬼退治

3/5
前へ
/20ページ
次へ
[太郎] 「あれはなんですか?」 [キジ夫] 「鬼ヶ島。この鬼界にはあんな感じの砦が2つあってな、そこの長が鬼ヶ島の場合は『銀鬼』って言うんだ。俺でも一人じゃ下手をしたら死んじまう強さの鬼だ、だからお前と協力して倒そうって訳なんだがまず鬼と戦ったことがないと話にならないんだ。」 歩きながら話を続ける。そうしていると、鬼ヶ島が目前になって来た。だがそこに鬼が通りかかる。 [キジ夫] 「戦え太郎、相手は赤鬼だ。」 ある程度はそんなことを言うかと予想していたが、想像以上に投げやりな発言だ。だが何も言わず、きびソードときびシールドを構える。赤鬼が金棒を振りかぶり、俺は防御体制に出る。きびシールドで金棒を弾いた瞬間にきびソードで赤鬼を斬りつけるがまともに刃が通らない。 その後は防戦一方できびシールドもボロボロになってきていたその時、1発の銃弾が赤鬼の頭目掛けて飛んできて、赤鬼の頭を貫いた。 キジ夫さんかと見てみると自分の短剣の手入れをしていたのですぐに違う人だと分かった。近くにある小さな山を覗くと、人影が見えた気がした。 その人影の正体は何も分からなかったが、鬼ヶ島に着くことに成功した。入ってみるが鬼が意外なことにあまりいない。進んでいくと、なんと鬼が何体も倒されていた。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加