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それから数日して、俺の家にある親父のアトリエにタッくんとうたうものさんと五丁目さんが絵を習いに来た。モデルは女体化した俺と良くんと香多くんとげたんわくん。ちなみに衣装の水着は親父が秘密裏に伊織先生に手配したとのこと。
俺の部屋を更衣室がわりに俺ら学生にょたは愕然とした。
「これ水着?紐じゃないの?」
「あ、俺がセクシーなのって頼んだから」
良くーん!なんで親父に描かれるときに紐水着頼むの?
「これ着たらおじさま興奮してくれるかな?」
香多くーん!君何しに来たの?
「……どおりで瑠璃のお母さんが留守のときを狙う訳だ……」
げたんわくん……、君は今回はまともだ……。
着たくはないが、タッくんとうたうものさんと五丁目さんが待っている。親父だけなら逃げ出したんだが。
背に腹は代えられないので、その紐水着に着替えて親父のアトリエに向かう。
「ふへへへへへへへへへへへへへへ……」
俺らの紐水着姿を見てまず親父が壊れた。
「ほうほう。まさかこんな姿を見られるとは」
タッくん感慨深げ。
「うむ。今日は素敵な日ですな」
五丁目さん深く頷く。
「そういう水着だと良くんが一番女性らしい体つきですねぇ」
にょたチョコ男子だって男だ。その分かりきったことを再認識した。うたうものさんのとどめの一言で。
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