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「うへへへへ……。瑠璃を眺めていたいけど、ちゃんと教えないとね。うへへへへへへ」
親父、いつもより気持ち悪い。でもやはり一応一流画家だけあって、ちゃんと真面目に教えている。
てかなんで俺ら十一月に紐水着着てるんだろう？誰の差しがねだよ？親父だけどさ。
絵に関しては、やはりうたうものさんが一歩抜きん出ているようだ。でもみんな独特だな。
「目を細めると裸に見えてしまいますね」
五丁目さんが、作業の途中にそう言ったら親父&大人にょたは目を細めている。
今、気付いたが大人にょたたちは、なんで女体化してるんだよ……。
「瑠璃、親父さんに教わるのだから女体化は最低限の礼儀だ。そんな目で私らを見るな」
俺の心を読んだのか、タッくんにそう諭された。
「ふへへへへ………へへへへ……」
親父は相変わらず壊れているが、それでもちゃんと教えている。
なんでこんな尻丸出しの格好で親父に描かれなくちゃいけないんだよ……。
「瑠璃くん、なんでこんな尻丸出しで……とか思ってるでしょう？親父さんの前ではひっぷと言うべきですよ？」
うたうものさんも俺の心を読みやがった！てか、なんでそんなに親父に忖度するんだよ！？
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