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「冬馬は…家族が大事でしょ?」
「何、そんな当たり前のこと」
「今日実家へ行ってたんでしょう?」
「何で知って…」
「冬馬がいない間、亜美さんが来たの。冬馬が知らないことも全部聞いた」
「亜美がここに?俺が知らないことって何だよ?さっぱり話が見えないんだけど。ちゃんと話そう?」
冬馬が電気をつけたあと、私は起き上がって彼の顔を見た。
「冬馬は私のこと好き?何があっても私と結婚したいと思ってる?」
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